garudajkt’s diary

ジャカルタでアンティークコイン収集

値段交渉術

ジャカルタコインコレクターの「聖地」であるパサールバルの露天商からコインを購入する話は先日した。当然コインには定価などないので、値段は露天商の親父とのやり取りで決まる。いわゆる「値段交渉」だ。だけど、相手も百戦錬磨の策士、そう簡単に値引きには応じてくれない。

 

 そこで少しでも安くコインを入手するために、私が行っているのが「併せ技」だ。先日4月7日に実際に行った「併せ技」を披露しよう。

 

なかなかお目にかからないウィレム2世の1グルデン銀貨を久々に見つけたので買いたいと申し出る。親父の言い値は「200000ルピア」。コインのコンディションにいろいろ難癖をつけ、値引きを迫るが、親父は頑として応じない。単品で購入する場合にはなかなか値引きには応じてはくれないのだ。そこで「併せ技」の登場。自分の収集分野からは外れるが、ちょっと気になったコインを併せて購入して、トータルの値段で値切るやり方だ。

 

この日は「香港ヴィクトリア女王像10セント銀貨(1883年)」が目についた。親父に値段を聞くと、「150000ルピア」だと言う。そこで、親父に2枚とも買うので「250000ルピア」でどうだ、と提案。親父は当然首を縦に振らない。ここから本当の値引き交渉がスタート。

 

 結論を言うと、この日はもう1枚「ウィルヘルミナ女王2.5グルデン銀貨(1930年)」も併せて購入した。3枚全部で「380000ルピア」で交渉成立。「ウィルヘルミナ女王2.5グルデン銀貨(1930年)」が単品での言い値が「200000ルピア」だったので、3枚の言い値トータル「550000ルピア」のところを、約30%引きの「380000ルピア」で購入した形だ。

 

 「併せ技」で購入するコインは、普段の収集分野からは外れるコインが多い。しかし、面白いもので、買ってみると愛着がわいてくるのだ。そして、そのコインについていろいろ調べていくうちに、そのコインそのものの知識やその背景が理解出来るようになり、ますます愛着がわいてくる。この繰り返しがコイン収集の醍醐味のひとつだと思っている。

 

ちなみに、現在の円・ルピアの交換レートは、だいたい1000円=120000ルピアなので、上記の3枚のコインをほぼ3170円で購入したことになる。

 

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併せ技で入手した「香港ヴィクトリア女王像 10セント銀貨(1883年)」

小さいコインは撮影が難しいっす。ピントが合っていなくてごめんなさい。