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garudajkt’s diary

ジャカルタでアンティークコイン収集

1グルデン銀貨ー当時の価値

文献によると、長崎の出島でオランダ商館が活動していたのは、1641年から1859年までの200年余りだ。「カピタン」と呼ばれた商館長以下、10数名のオランダ人が遠い異国の地で不自由な生活していた。

 

1818年に定められた俸給によれば、「カピタン」は、年棒18000グルデン。現在の価値に換算して、1.8億円余りもらっていたらしい。当時、「カピタン」を2年勤めると、帰国後その資産で生活できたそうだ。

 

ちなみに、オランダ商館で日雇い労働していた日本人の賃金は1日銀2.3匁だったそうだ。1グルデンは日本の銀5.25.6匁に相当するので、年間300日働いたとしても年棒130グルデンにしかならない。「カピタン」との年棒の差は130倍以上にもなり、すさまじい格差社会だったことがわかる。

 

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 この銀貨、私がジャカルタで入手した銀貨としては一番古い発行年度(1762年)の1グルデン銀貨だ。もし、この銀貨で俸給をもらうとすれば、当時の日本人日雇い労働者は、3日働いて、やっとこの銀貨を1枚もらえた計算になる。